お米を主食とし、地元で採れた新鮮な食材を使った日本の家庭料理。
まさに地産地消の姿がかつての家庭料理には存在していました。

生産と消費の場所が密接に関わり、各地には特色ある旬の食材や食文化が育まれていました。

しかし、生活スタイルの多様化に伴い現在では急速に姿を変えつつあります。
それらは便利な反面、これまで長く培われてきた日本の食文化を失う危険性があります。一度失ったものを元に戻すのは困難なことです。

お米一つ取ってみても皆さんは地元で採れたお米を、普段どれほど食べているでしょうか?お米を作る人や場所がなくなっていくと、回りまわって環境を変えてしまいます。

米はただ作られるだけではありません。
水田があることにより里山の環境や、生態系の維持、文化の伝承や都市と農村部の交流など様々なことに役立っているのです。

私は「べいめん」を通じて、地元で採れたお米や新鮮な食材を食べるという、「身土不二」の考えを大切にし、地元の生産者が持続可能な環境作りのお手伝いをしたいと考えています。

糀(こめのはな)
代表 金田 淳二